【オオタニさん】大谷楽器上通本店のイベントで演奏しました!
2024.11.02熊本のオオタニサンといえばこちら、熊本県最大手の楽器店である大谷楽器さん
先日 10/27(日)に、大谷楽器店上通本店のインストアライブに出演させていただきました!
僕のアルトサックスソロ、そして僕とご一緒に出演されたトランペット奏者 谷川竜太さんのソロ、そしてアルトサックスとトランペットのデュエットという一風変わったアンサンブル、となんともメロディー音域なステージでした
大谷楽器のスタッフの皆さん、共演していただいたトランペットの谷川竜太さん、そして演奏を聞いてくださった皆さん、ありがとうございました!
永野さん表情管理まじで下手くそじゃの
大谷楽器さんといえば、熊本で楽器やってる人間で知らない奴はモグリだと言っていいほど有名な楽器店
(中高生時代は僕モグリだったので知りませんでした)
熊本大学入学以降は僕もよくお世話になっていて、いま使っているバリトンサックス YBS-62Ⅱ もこちらで購入したものです
そしてなんと来週からは、こちらの上通本店ではありませんが、大谷楽器の講師としてレッスンもさせていただきます!!
わ〜いヒューヒュードンドンパフパフ🎊🎉
そちらの話はまた今度しようと思います、るんるん
さて、この度はこちらの大谷楽器さんの管楽器フェアというイベントの一環で演奏させていただきました!
普段はショウケースのガラスの向こうに飾られている楽器たちが店内に出てきて立ち並び、試奏なんかができるという結構楽しいイベントです
まあ実際にその管楽器フェアの本体というか核というかメイン的なやつがあるのは少し先の12/6(金)〜12/9(日)で、僕が演奏した10/27(日)はその簡易版というか縮小版というかプレイベント的なやつでした
管楽器フェアの宣伝や、音楽教室入会・楽器購入の促進のための、いわゆるインストアライブというやつです
とは言いつつ実際に演奏したのは店の前で、「"イン"...ストア......?」という気持ちが拭えませんでしたが
にしても、インストアライブ、さらっというとインスタライブにも聞こえますね
さらにはインストにも関係ありそうな字面でややこしいですね
文法はちょっとおかしいけど "Instrument alive" ってなんか文脈次第では激アツのセリフにできそう
などとしょうもないことを言ってますが、我らが熊本の中心地、クマモトシティーにお住まいの方々は街と呼んだりするそうですが、その上通りアーケード・下通りアーケードで演奏するのは、実は密かな、というか僅かな憧れでした
だって街(笑)歩いてたら時々そういう人見かけるんですもん、ええな〜くらい思います
それが現実になったのも、大谷楽器で講師をやることになり、イベントの運営担当のスタッフの方から、せっかくなら若い講師に目立ってもらおうとのことでお話しをいただいたのがきっかけ
しかしね、お話し自体はありがたいんですが、ソロに加えてトランペットとのデュオをやってほしいと
アルトサックスとトランペットのデュオ、正直にいうと話聞いた瞬間に「おっこれは大変だな」と思いましたね
まずそれ専用に編曲が必要になるなぁというのは大前提
その上で
・2本しかいないからメロディー・リズム・ハーモニーを成立させるのがまずめっちゃ難しい
・音域近いから音選びの制約が若干多い
・それに加えて音色が全然違うから調和しにくい
といった具合です
それでもあとの二つはおまけみたいなもので、何より2本だけでそれらしく聞こえるように編曲するというのが大変なんですね
どっちか一本はほぼ常にメロディーをやっているわけですから、あと一本だけでリズムとハーモニーを補わないといけない
しかも、その構成で一から作曲する方がまだ簡単で、編曲だと1人分は既にやることが決まってしまっているので、こっちの都合で音やリズムを選べない、というところもまた難しさになります
(いま考えれば、伴奏音源を作っても良かったかもしれない、実際ソロでは2人とも伴奏音源用意してたし)
その辺の不安を抱えながら、会ったこともないトランペットの方と連絡を取り、曲を決め、じゃあデュオは僕が楽譜準備してみますね〜と伝え、自分から言ったものの「これどないすんね〜ん」と今度は頭を抱え
それでもなんとか楽譜の完成にこぎつけたのですが、気づけばソロで何をやるか決まっていないまま前々日を迎えてしまう......
そこで僕を助けてくれたのが、1ヶ月前の自分でした
そう、既に別の本番でソロを8,9曲ほどやっていたため、幸運なことにすでに伴奏の音源もあって練習もした曲があるじゃねえの、ということに
詳しくはこちらの記事で書いておんます➡️https://www.naganosakkusukyousitu.com/blog/22836.html
というわけでソロの曲も決まり、なんとか全ての楽譜を揃えることができました
そして本番当日、演奏開始の一時間前に大谷楽器さんに伺い、まだ顔を合わせたことのなかったトランペットの谷川さんと初顔合わせ
デュオの曲の打ち合わせを駆け足で済ませて、音響・機材関係の確認を含めたリハーサルへ
リハーサルで実際にお店の前でちょっとだけ演奏していると、立ち止まって聞いてくださる方がポツポツと
僕は具体的な用事がなければ極力外出しない上に、外出時間を減らすべく予定ぴったりに着くぐらいに出て、終わったらさっさと帰りたいと思っているので、路上ライブなんかを見かけても立ち止まって聴くことはほとんどありません
そこそこ音楽付きだと自認している僕がこうなのですから、わざわざ道中で立ち止まって演奏を聴いてくれる人がいるというのは、意外と世の中音楽好きが多いということなのかもしれません
音量調整なども終わり、気づけば演奏開始まで残すところ5分
大谷楽器のスタッフさんが通行人にインストアライブの宣伝をし、いよいよ本番という適度な緊張感を覚えながら待機
そして本番開始、まずは谷川さんのトランペットソロから。曲は
①うららインザスカイ (かつての朝ドラのテーマ曲。一時期ウマ娘をやっていた永野は、曲名を聞いたときにハルウララとセイウンスカイが思い浮かびました)
②Trumpet Love Letter (ズーラシアンブラスのインドライオンの曲。知らん人は何を言っているのかわからないと思いますので調べてください)
③トランペット吹きの休日 (トランペットといえばこの曲。ルロイアンダーソン好き)
とても柔らかく素敵な音色で、道行く方々も印象20~30名ほど足を止めて聴いておられました
続いてはサックスソロ。上通りアーケードデビューで僕が演奏したのは
①海の見える街 (ジブリ映画「魔女の宅急便」の劇伴。一番難しいので最初に終わらせようという作戦)
②Amazing Grace (最後に無伴奏でワンコーラス演奏する天才的な激エモ編曲なのですが、今回は街中でガヤガヤしているのでカット)
③In the Mood (アドリブはアドリブでいけば準備らくちん!って思ってたら全然いけなかった......)
トランペットの最後の曲あたりでふらっとやってきた外国人のにーちゃんが、In the Mood で大喜びしてくれてめっちゃ良かった
終わったあと声かけてくれて少し話したけど、めっちゃ日本語上手ですごかった
自作の伴奏音源をパソコンで流して演奏というこのスタイル、ホールでやるようなコンサートではできないが、ちょっとしたイベントでの演奏とかでは結構いいなと思っています
伴奏音源を作るのは大変ではあるけど、ピアノだけの伴奏ならいうて数時間あれば一曲できるし、何よりテンポの揺らぎを自分好みに入れられる!これはデカい!
音源をバックにクラシックを演奏するときに一番ネックになるのがこのテンポの揺らぎ
YouTubeに誰かが投稿したものは普通、楽譜に指示がない限りテンポの変化はありません
しかし、自分で音源を作れば好き勝手テンポを揺らせるのだ!
「人間の演奏と違ってコンピューターの演奏は無機質で味気ない」と思っている人も多いと思うが、多分テンポとかの揺らぎとかを適切に入れてあげたらかなり改善すると思うんですよね
まあその辺の話はいずれ
そして、最後はトランペットとアルトサックスのデュオ。曲は
①Part of Your World (リトルマーメイドの代表曲。)
②輝く未来 (『塔の上のラプツェル』から。塔の上のゲキ長パツキンガールことラプンツェルが窓から髪垂らしてることだけ知ってて今んとこ超変人に見えてる)
③さんぽ (3だけにね)
伴奏音源ありだったソロに比べて楽器2本だけだったので音響的にはむしろ薄かったのですが、やはり人間が探り合いながら演奏するのは面白いですね
なんの曲だったか、谷川さんが僕の僅かなリタルダンドにビッタリ合わせてくださってテンアゲでした
演奏しているうちにだんだん聴いてくださる方も増え、体感大盛況で演奏を終えました
...... ...... ......
...... ......
......
といった感じのことを、13:30からと15:00の2回やりました
僕はもう一回全く同じ話をしても構わないのですが。コピペすればいいので
どうです?ちゃんと2回目の分も喋ったほうがいいですか?
そして本番開始、まずは谷川さんのトランペットソロから。曲は
①うららインザ
あ、やんなくていいですか?わかりました
さて、当日は管楽器フェアの縮小版みたいなイベントの日でしたので、お店には試奏用の楽器がいくつか並んでおり、試奏されるお客さんがちらほら
僕たちの演奏も効果があったのか、サックスとトランペットの試奏やマウスピースの選定、レッスン新規入会の相談などがあったようです
僕も空いた時間には少しだけお手伝いをさせていただきました!
先にスタッフさんが対応されていた親子連れのお客様を引き継ぎました
見るとそこには、自分の体とさほど変わらない大きさのアルトサックスを持っているお嬢ちゃん
実演しながら音の出し方を説明しますが、なかなか音が出ません......💧
流石に大変だったかな?
サックスは一旦置いておいて、次はエアロフォンに挑戦!
いいな〜、僕もまだ吹いたことないのに
サックスほど噛んだりしなくてもいいようで、エアロフォンは見事、音が鳴りました!
良かったね〜☺️☺️☺️ (←友達2人呼んで一緒にニコニコしてもらいました)
他にも、サックスのレッスンを検討されている方や、吹奏楽部でテナーサックスをやっているボーイなど、いろんな方々とお話しさせていただきました!
ありがとうございました!
準備はなかなか大変でしたが、珍しい編成の編曲や人生初の路上での演奏、楽器店のお客様とのお話など、面白い経験ができました!
イベントの運営をしてくださっていたスタッフの方にも、今後のイベントにもぜひ参加してほしいと言っていただけたので、また機会をいただけたらぜひお力添えさせていただきたいと思います!ぺこぺこ!すりすり!
同じ音域でのデュオは避けていただけると助かるかもです!づけづけ!たらたら!