はまゆう療育園にて演奏をしました♪
2024.09.09♪とかつけちゃってまぁ〜
こんにちは、永野サックス教室の永野です
何はともあれ、9/17(火)に熊本県は天草にあります苓北町のはまゆう療育園にて演奏をしました。
重度の障害を持った方々が介護・看護を受けながら生活されている施設で、スタッフ、利用者の皆さんに、昼と夜の2回、演奏を聞いていただきました。
この日は天橙祭というはまゆう療育園のお祭りの日で、色鮮やかな装飾や中庭の出店などが演奏中も目に入りました。
そのような大切な日に呼んでいただけて、ありがたい限りです。
まずは昼の部。2階の広場に行くと、ステージをたくさんの利用者の皆さんが囲んでおり、皆さんの間を通ってステージに向かうと拍手と歓声でのお出迎え。そしてなんと、「かっこいい!」の声!!
「なんの楽器やってるんですか?」
「サックスです」
「へ〜、サックスかっこいいですよね!」
という会話でしか聞くことのできないあの「かっこいい」という言葉が史上初めて僕に向けられました。
いえ、実際には楽器に向けてだったのかもしれませんが、自分に向けて言われたんだと思うことにして、意気揚々とステージに登ります。
僕の激おもろトークには反応が薄かったのですが、演奏になると皆さんとても楽しそうな様子で聞いてくださいました。
演奏中に声が上がることもありましたが、楽しんで聞いてくれているように感じられ、僕も楽しく演奏できました。
クラシックの演奏会だとなかなかないことですが、お客さんの生の反応が見られるのは嬉しいですね。
演奏したのは Amazing Grace、プロヴァンスの風景、そのほかポップスを数曲。
特に、事前に熱くリクエストを頂いたパプリカは大好評でした。
終演後には、利用者の代表の方から直接花束も頂きました。(ありがとうございます!)
ステージ脇にはこんな立派な看板まで用意していただきました!
そして夜の部。
外のステージに向かうと、明かりの灯った灯篭が空にたくさん浮かんでおり、なんとも幻想的な雰囲気。
調べたところ、中国発祥の通信手段だったものがやがて儀式の道具になっていったものらしく、台湾などで盛んに行われているとのこと。
本来は実際に火を灯して熱気球のように飛ばすそうですが、現在では安全性や環境への影響を考慮し、LED電球を入れた紙風船を紐で繋いで、ヘリウムガスで浮かせるようです。
おかげさまで、曲間の激おもろトークの最中に灯篭の紐が絡みついてくるという、オイシイハプニングも起こりました。
お祭りのご用意をされて、今回私をお招きくださいましたはまゆう療育園のご関係者の皆様、音響をはじめとするイベントスタッフの皆様、演奏を聞いてくださった皆様、そのほか今回の演奏に関わってくださった皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。
そして、なんと来月11月末にも、同じくはまゆう療育園で演奏をさせていただきます。
例年行われているというピアノコンサートのワンコーナーとして、サックスのソロとポップスを数曲ずつ演奏します。
本当にありがたいことですね、またよろしくお願いします。
にしても、扱い的にはサイドなのに何故か今回よりも大変そうなプログラム!
といっても大変なのは僕が決めたソロ曲なんですが。
でも、また「かっこいい!」と言ってもらえたらうまくいくかもしれません。